めがねとリボンと、日本文学と。
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三四郎 (新潮文庫)
評価:
夏目 漱石
新潮社
¥ 340
(1948-10)
ヘリオトロープの香水って、三四郎がプレゼントしたんじゃなかったんだ〜〜
勘違いしてた!
美禰子さんが香水を買おうとしているところに、偶然三四郎が居合わせて、
「これなんかどうですか」って勧めたのがヘリオトロープの香水。
いや、それでもいい。
それでもキュンとする。
私もヘリオトロープの香水ほしいーーーー!!
とりあえずランコムのトレゾアに目をつけてます。笑

夏目漱石の作品はほんとに面白いなーー。
明治後期、日本の封建文化と外国の異文化が入り乱れた中で、若者たちは孤高に生きる。
国元から受ける期待を一身に背負い、
勉学に励み、討論にも積極的に参加したりして、
急成長の時代を生きる彼らの中に、強い意思を感じました。
「この俺が日本を変えてやる…!」
「我こそが日本の先鋒を担う…!」
「日本の夜明けじゃーーーーー!」

・・・・・・それは坂本竜馬。笑

彼らが今の日本を築き上げたんだと思うと、
漱石の作品はなんだか感慨深いものがあるんです。
今の時代の若者とはだいぶ違うな〜なんて、
でも案外、彼らの遺志は私達の体の深い部分にちゃんと根付いてるのかもな〜、だなんて
意味もなく考えたりしました。

とにかく、
昔の若い人たちは、自分達の国のことになんて真剣だったんだろうと思った!
すごく真面目なの。
カワイーくらい。笑

そう、なんでかわからないんだけど、
夏目漱石の作品読むと何故か「カワイーー!」って思っちゃうんだよね、私。
漱石にこんな言葉使いたくないんだけど、私にとって『萌え』要素が多いんです。笑
美禰子さんの気持ちがわからなくもないもん。
彼女は三四郎に対して思わせぶりで、小悪魔的な態度をとるんだけど、
確かになんとなく弄んでみたいような、
ちょっとだけイジめてみたいような、
三四郎にはそんな、女性が翻弄したい気持ちになる何かがあるんです!!笑

不器用でさ、照れ屋で正直者でさ、ウブでさ!
ああああ日本男児サイコーーー!!笑

もっと若い頃に読んでたらまた違ってたんだろうけどさ。
現代を生きる28のババーにとって、真面目でいたいけな三四郎くんはカワイイのです!
はいすんません!

今回「三四郎」を読んで、東京の至る街を散歩しに出掛けたくなった!
本郷、上野、根津、谷中、神楽坂・・・。
漱石や三四郎に会いに、
その暁にはぜひヘリオトロープの香水をつけて、
明治の人達の痕跡と息吹を感じに、出掛けたい。
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